わからないで終わらない

「わかりません」

 

授業中によく聞く言葉です。

先回の記事で情報には2種類の受け取り方があることに触れました。

 

勉強は知らない情報を受け取ることなので、生きた情報にして受け取ることが重要です。

しかし、教科書を読んだり問題を解いたりする中で、理解に苦しむ場面は必ず訪れます。

「それまでに知らない」情報なので、受け取りに苦しむのは当然ですね。

そしてその際の行動選択はとても大事です。

 

実は誰しも、教科書で初めての内容を予習する段階では一度で内容を理解できません。

初めて見る問題はすぐに解けることはありません。

 

つまり「わかりません」状態です。誰もがスタートは「わかりません」状態なのです。

そこからの行動選択がとても大事です。

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・わからないから考えるのをやめる

・わからないから考え始める

 

人によって同じ状態からの選択が逆になります。

これは習慣的に

 

・理解できない理由を探す人

・理解するための方法を探す人

 

の違いが表れていると思います。

 

理解できない理由を探す人は

 

?よくわからない

やっぱり数学が苦手だ

教科書が難しすぎるんだ

今日はやる気も出ないし、調子が悪い

学校で習ってないのに、予習しろなんて出来るわけない

問題と答えを暗記してしまおう・・・・

 

 

理解するための方法を探す人は

 

?よくわからない

もう一回読もう

この文の、ここの部分が理解できない

以前習ったことの〇〇が理解できていない

そこを復習してもう一度読めば理解できるかも・・・

 

同じ状態からの結果がまるで違います。

この違いは毎日毎日蓄積され、時間が経てば経つほどその成果に開きが生まれます。

 

日ごろの勉強でいい思考サイクルを持つことが、良い勉強法につながると思います。

次回はどのように習慣を改めるかについて書きたいと思います。

 

わからないでやめる心理

 

勉強に関する相談等受け付けています。

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