結果は変わらない
共通テストや入試。これまでの頑張りが数字ではっきり評価されます。
その数字は大きな意味を持ち、心理面に大きな影響を与えます。
結果が「成功だ、やった」と評価できるものであることもあり、
結果が「最悪だ、ダメだ」と評価できることもある。
結果は過去
試験の結果は今後変わることはありません。
これまでの頑張りの結果です。
計算ミスをした、会場が寒かった、カタカタうるさい人がいた、学校の授業で聞いたことない問題が出た。
そんなことも脳裏によぎることもある。
でも結果は変わらない。
今、これから
大事なのは今、これから。
そんな時に結果(過去)にとらわれてはいけません。
ほかの記事でも書いてあるように、本来テストの点が良い、悪いに善か悪かの判断は必要ありません。
理性的に結果を見つめる。
今、これからを考えます。
未来は2通り
世の中には失敗後の行動が大きく分けて2通りあります。
①結果が失敗だったので、それを嘆いてその後心が正常でなくなりいつもより勉強できなくなる。
②結果が失敗だったので、それを分析しさらなる努力が必要と考えてより努力をする。
①と②、どちらを選ぶかは自由です。
受験だけにかかわらず、どのような場面でも言えますが
結果を受けてどうするかは、「自由」。
極端な話、テストが0点でも「落ち込まないといけない」なんて法律はありません。
②の行動をとってよいのです。
大事なことはいつも「選択」
常に選択がカギを握っています。
日常は選択の連続です。細かい選択の連続で結果は生まれます。
朝起きて、雨を見て
・「最悪、鬱だわ~」
・「久しぶりの雨。静かな朝でこれもいいなぁ」
スーパーでケーキを買ったら
・「思ったよりまずい、最悪。やっぱ別なやつにしておけばよかった。」
・「あんまりおいしくないが、食えんことはない。次買う他のケーキがよりおいしく感じるはずだから楽しみだ。」
試験を受けて
・「思った点が取れんかった。駄目だ。お先真っ暗。」
・「思った点が取れなかった。
ということは今の勉強計画では点が取れないということだ。
今気付いてよかった。
どうしてそうなったのか分析すれば、次はさらに改善される。
どんどん成長できる。失敗を繰り返しながら成長できる。
未来には成功が待っている。」
どちらでも「自由に選択」
日々を通じて人は驚くほどの選択をしています。本当に膨大な。
テスト結果もそれまでのすべての「自分の選択」の結果がもたらしたものです。本当ですよ。
現象に対する評価の選択、行動の選択。
普段無意識にしている選択権を、自分に返してあげてください。
感情は危険
感情は「自分」ではありません。
感情が「失敗」に関する評価をするとき、それは「脳」が勝手にやっています。
動物的な反応です。
これは選択権が、感情にある状態。
選択権を「自分」(理性)に返してあげてください。
いつも意識すべきことです。
大事なのは今と未来
今やると幸せになる選択は何だろう。
できることはたくさんあります。
まだまだ時間もあるんです。
「失敗があったからよかった」という人
「失敗があったから駄目だった」という人
どちらになるか選ぶのは自分です。
結果は変えられませんが、自分と未来は変えられます。
失敗に強くなる
人生失敗のない人はいません。
失敗は必ず、誰しもたくさん、本当にたくさんあるものです。
受験で今回失敗したなと感じる人もいると思います。
受験は人生でも一大イベント。
そこで失敗したなと感じた時
・失敗したことを引きずって今後ずっとそれを抱えて生きるのか
・失敗したことを利用して、どんどん前に進むのか
今後の自分の人生で自分を評価するとき
大きな失敗があっても、自分はやれる!
そういう風に自分のことを思える人は、失敗に強いし失敗を気にしなくなります。
だってそのあとはさらに改善された自分が約束されているのですから。
失敗ウェルカムですよ。
一瞬落ち込んで、あとは切り替えて歯を食いしばるだけです。
かなり大事なことです。
普段ブログを見てくれる方の姿は見えません。
でも心から応援しています。