「公式を覚えていはいるけどよくわかっていない」
「いつこの定理は使うんだろう・・・」
「この問題ではなんか公式を使うのかな?」
こんな経験があれば、この記事はとても役立ちます
定理や公式を覚えているけど使えない、公式を使う問題なのかわからない
そんな症状がある場合は、公式を覚えるときの習慣を変えましょう
得点にすぐ変わる覚え方・考え方
定理・公式はいつも
2通りで覚えます
2通りの内訳は
①数式や定理そのもの
②結局それがなにを言っているのか、わかりやすく文章化したもの
②がとてつもなく重要なのに、やっていない人がほとんど
さらに言えば教科書や、授業で②をなかなか教えてくれない
②は自分で考える必要がありますが、
常に②を考える習慣があれば
定理・公式の理解が深まりどんな問題に使うのか、
どういった意味なのかが自然にわかり
得点力に直結するような知識になります
数学や化学を例に説明します(以下の②は一例です。自分なりにわかればそれでよいです)
(数学)
・三平方の定理
①a²=b²+c²(公式そのもの)
②直角三角形では2辺がわかると残りがわかる
・円の面積公式
①S=πr²(公式そのもの)
②円の面積は円の半径がわかると求められる
・余弦定理
①a2 = b2 + c2 – 2bc・cosA(公式そのもの)
②三角形で、3辺の長さと1つの角度のうちどれかが1つ抜けていても求まる
などなど
(化学)
・ボイルの法則
①一定温度で、一定量の気体の 体積V は圧力 p に 反比例する:PV=k(定理そのもの)
②気体はギュッと押すと縮む、または縮ませるとパンパンになる
・沸点上昇
①⊿Tb=Kb・m(公式そのもの)
②沸点は溶液が濃いほど上がる
・ ファントホッフの法則
①ΠV=nRT(公式そのもの)
②溶質分子は気体分子と動きが同じ
などなど
まとめ
②がたくさん知識として頭にあると
問題を見たときに、
「あ〜これは〇〇が分かっているから△△の定理でいけるじゃん」
とか
「この問題は△△の定理とは関係ないな」
とかが自然にわかります
さらには
「この定理って、当たり前のことを言っているだけじゃん」
などと理解できたりします(ボイルの法則など)
数学や理科の得意な人とかこんな発言多くないですか?
質問したら当たり前のように言ってくるひといますよね
そういった人は自然と②をいつも考えているからそういう発言をしています
実はこれが理系のセンスの正体だったりします
参考にしてください