暗記力は英単語習得などに代表される受験重要要素です。
今回は大量の事項を暗記するときの大事なことを2つお話します。
意外とこれがわかっていない受験生が多いです。
暗記は「反復」に尽きます。
その反復を習慣のように苦も無く実施するには時間の使い方がとても大事。
成功するポイント1.
1日何周もできるように1サイクルを短くする
暗記は軽く脳を使い、それをたくさん反復するのが大事。
そのために
・覚えていようがいまいがとにかく「止まらずすすむ」のが大事
さらに「疲れない」ために
・1サイクル長くても3分程度(3分は 集中すると 結構ながい)にする
英単語で100語くらいです。(英単語→意味の順に音読を2回ずつするやりかた)
これを1日3サイクル以上はやります。
成功するポイント2.
1つの暗記事項をコンパクトにする
これができていない人が本当に多いんです
英単語を例にとると
重要なことは、①英単語を自分なりに発音でき、第一意がわかる(情報そのものがコンパクト)
②暗記している時早口である(さらに情報が時間的にコンパクトになる)
このふたつです。その他の
綴りがただしくかける、発音が正しい、アクセントが正しい、派生語が言える、品詞が言える、・・・・は短期間での単語力大幅UPについては重要性がとっても低いです。
まずは一般的な単語帳をすべて瞬間的に第一意を言える状態にすることがとても大事。
これだけで模試成績はガラリと変わります。
そのあとに発音や派生語等意識して情報を肉付けしていくと良いです。
とくに②の暗記のために音読している時「早口である」は超重要。
なぜなら、脳に入る情報は時間的に短く密度が大きくギュッとしている方が覚えやすいのです。脳に適度な負荷がかかりインパクトも強くなります。
なんの変哲もない早口言葉のフレーズがすぐに覚えられるのはそのためです。
(例:improve 向上させる「インプルゥーヴ こうじょうさせる」を10秒間繰り返したとき11回以上言えるスピードが求める速さ。これが7回〜9回の人は遅いです。)
これを応用させると覚えにくい単語も覚えやすくなります。
覚えにくい単語の代表例
interfere:邪魔をする →「イタフェ(ァ)」と読んで「じゃまする」で覚える
exaggerate:誇張する →「ィグザジェ(レイト)」と読んで「もる」で覚える
substitute:を代わりに使う、に取って代わる →「サブスティ(チュート)」と読んで「とりかえる」で覚える
※( )は実際には発音しない、しているつもりでさらっと高速音読
こうやって、大量の情報をコンパクトに暗記すると、今までの何倍も覚えられるようになりますよ。