勉強をしていて分からない問題に出会った時、皆さんはどうしていますか?
もちろん、問題の解説を読んだり、質問したりして理解しますよね。
では、その問題を今度は何も見ずに解こうとして、手が思うように動かず解けなかった
という経験はありませんか?
問題の難易度が高いほどよくあることだと思います。
数学は分かった(理解できた)からといって、実際に解けるとは限らない面白い科目なのです。
この事はスポーツに似ていると思います。
例えば、ある人がサッカーの本を読んで、ルール、ドリブル、シュート、フェイントなどのやり方を分かったとします。この人は試合に出て活躍出来ますか?当たり前ですが実際にボールを使って練習しないとまず無理です。
つまり数学も分かっただけではダメで、実際に手を動かして解く練習も必要なのです。
入試本番では自力で解かなければならず、普段から最後まで解ききる練習をしておかないと、一見解けそうだけれども解くことが出来ず、後から解答を見て、何でこんな問題が解けなかったんだ!と後悔するかもしれません。
実際に手を動かして解いてみることで、分かると思って読み飛ばしていた式変形が意外に出来なかったり、解答とは別のアプローチが見つかったりもします。
もちろん、まずは分かることが先決です。しかし、「練習」も必要だということを覚えておきましょう!