勉強がなかなか捗らない人、やる気が出ない人に多いのはその勉強の目的がハッキリしていない人が多いです。最初は勢いで勉強ができるかもしれませんが、目的がないのにずっと続けられるほど意志の強い人はいないと思います。
受験でいえば志望校が一応は決まっているのだけれども、そこの志望校に合格して何がしたいのかが分からない人は成績の面で思うような結果が得られない人が多いと感じます。 大学に入る目的を親や先生の言うがままに受けいれて、自分に信じ込ませようとしている人もいますが、そういった人もモチベーションの維持に苦労することが多いと思います。
私が受験生の時、本当に自分のやりたい事をノートにまとめて勉強に行き詰った時にはそれらを見返していました。 そうすると休憩中にどんどんやる気が出てきてやってやるぞという気持ちになっていくわけです。生理学的に考えても、紙に書きだしそして具体的に頭の中で想像することでやる気、または快楽の物質「ドーパミン」が放出されます。 男子高校生だった私が本当に心からしたいことを書いていたので、親にも先生にも言えるような内容ではありませんでした。 「偏差値の高い国立大学に入ったらモテモテになるだろう!」「白衣を着たい!」などなどです。。。笑
陸上で有名なカールルイスも、相手に勝つことより「とにかくお金が欲しいんだ」と語っていました。彼にとってお金持ちになるということは、レースに勝つよりも本当に心からなりたかったものであり、彼がつらい練習にも耐えれたのは、いつもお金持ちになるんだという強い目的、動機があったからだと思います。
受験勉強は長い道のりです。曖昧な目標や目的がなくて受動的に勉強をしていては成績は上がらないのはもちろんですよね。本当に大学に入り自分がやりたいことをなんでもいいので思いつく限り紙に書いてみましょう。ここで紙に書くということも重要です。紙に書くことで記録に残り、どんどん蓄積されていくわけです。受験が終わる頃には私が大学に入りたい理由、目的は数えきれない程になっていました。勉強をしなければいけない理由が山ほどあったわけです。
やらされる勉強とやる勉強、または受動的か能動的に行うかでは結果は全く違ったものになります。
大学に入って本当にやりたい事、入る目的を考えてみてください。
今日は勉強のやる気を出す方法を少し紹介させていただきました。